しなやか子育てカレッジ 子育て心理カウンセラー 唐澤ひとみです。
「子どもにやさしくしたいのに、どうしてもできない」
「自分の子どもなのに、かわいく思えない」
「ひどい言葉を小さな我が子に浴びせ、後で罪悪感でいっぱいになる」
このような言葉を話す方が多いです。
どうしてそんな状況になるのでしょうか?
ママの過去の感情が子育てに障害になっています!
理由1:親がよく怒る人だった
例えば
親の機嫌が悪い時、よく騒がずに静かに遊ぶように言われていた。
どんな時に、親が怒り出すかわからないので、顔色見ながら過ごしていたり、
また、親が怒り出すと体の中で、ギューッと力が入ったり恐怖心を感じたことがある経験を持つママさん。
怒られては、何度も玄関から外に締め出されたり、押し入れに閉じ込められたり
何度も「ごめんなさい」と謝っても許してもらえなかった経験があるママさん。
子供のころに、抑圧された過去があり、その時の悲しみや苦しみや怒りが
子育てをしていて似たような場面が突然思い出されることがあります。
理由2:厳しいしつけ完璧主義の母
「お兄ちゃんなんだから、お手伝いするのが当たりまえ」・・・何度言ってもやらないのが気に入らない
「赤ちゃんに触るときは、きれいな手で触るのが当たり前」・・・汚いばい菌扱いされた
「下の子の世話をするのが当たり前」・・・楽してずるい
「しゃべらない、こぼさない、かたづけする」・・・私の仕事増やさないで!
など、まだほかにもありますが、
自分は、甘えられなかった過去がありませんか?
【対処法】子どもの頃の自分に寄り添ってあげましょう
①本当は、お母さんにどうしてほしかったの?
「優しくしてほしかった」
「怒らないでほしかった」
「笑ってほしかった」
「甘えたかった」
「かわいいよって言ってほしかった」
きっと、そんな気持ちを話したかったんでしょ?
わかってほしかったんでしょ?
出てきた、あなたの気持ちに
「そう、思ってたね」
「してほしかったよね」
「我慢してたよね」
「悲しかったね」
「寂しかったよね」
と感情を十分に味わってほしいと思います。
どうしてもイライラしてしまう、止められないママは・・・
信頼できそうな相談相手に話を聞いてもらうこと一人で悩みを抱えないで。
周りに、話せる人がいない場合は、カウンセリングを受けることをお勧めします。
カウンセリングは、どんな人が受けてもいいものです。
風邪をひいたときに病院に行くでしょ。
それと同じように、心も風邪をひいたと思ってできるだけ早めにケアしましょう。
過去に負った【心の傷】長年、そのままにしてしまったのだから
今、気づいてよかったですね。
まとめ
子育て中のイライラには、ママの子どもの頃の心の傷が隠れ原因かもしれません。
風邪をひいた時のように、心にも早めのケアをしてあげましょう。
早めにわかれば、しなやかに子育てがうまくいくでしょう。
一人で、悩みを抱え込まずに、信頼できそうな人やカウンセラーに話してみることがいいですよ。
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