パパとママが、私のこと可愛くないっていうの、嫌いなの?

¨しなやか¨子育てカレッジ 唐澤ひとみです。

小学生の女の子が、何気なく私に話した悩み。
それは、聞いていて胸が締め付けられる思いになりました。

子どもながらに、「どうしてだろう?」「どうしたら好きになってもらえるの?」と
深刻と言うより、さらっと話しているようにも思え心の傷の深さを反対に感じました。

パパとママが、私のこと可愛くないっていうの、嫌いなの?

嫌いじゃないよ・・・

小学4年生の悩み 子どもの話口調のままで記入

パパとママが私のこと「可愛くなくなった」「お菓子ばかり食べてブタみたいになってきた」って言われたんだ。「私、チアに入ってるんだけど、太ったから下の支える役目になってるんだけど、上の子は、体重が軽くないとだめだし、かわいい子が選ばれるから、私はダメなの」

パパとママ、私が太って嫌いなのかな?

でも、お菓子食べたいし、食べちゃうんだけどね。

と、話してきました。とても、傷ついたことでしょう。


私「嫌な気持ちになってたんだね、話してくれてありがとう。なぜ、嫌いなのかなって感じたの?」

子「だって、子どもに可愛くないとか、ブタとか言わないんじゃないの?」
  「前、一度だけ上になれた時は、すごいじゃん!今度ビデオにとってあげる」っていってたけど
  下になったら、ビデオに撮ってくれないし、上の子の友達にたくさん上手だったって話してた。


気づかないうちに、子どもの自尊心を傷つける親の言葉・・・

上記のように、何気なく使っている言葉が、子どもの自尊心を気づつけています。
家族だからいいということではありません。

自尊心を傷つける言葉とは⇒人格を否定することです

子どもは、頑張っている自分の心を大切にしていたのに、親に否定され心を大切にできなくなります。
大人の私たちも、子どもと同じことを言われたら傷つきますよね?

子どもが、友達に言っていたら、注意もするはず、親がイライラしたり、自分の思う通りにならないと
言葉で傷つけてしまうことはよく聞く話ですが、そのあとしっかりフォローしてほしいです。

つい、言っている自尊心を傷つける言葉とは

①怒鳴られる

「何でそんな事したの!」

「何やってんだ!」

「ダメな事はダメ!」

②言葉で圧をかける

「外に出すよ!」

「約束守らなかったら、どうなるか分かっているよね」

③生活の中で話している自尊心を無くす言葉

 勉強しなさいって言ったでしょ

 先にご飯食べなさいって言ったでしょ

 先にお風呂入りなさいって言ったでしょ

 もう、知らない!家から出ていきなさい!

これらの先は、子どもたちは親の顔色を見るようになります。
親が怖いとおもうということは=安心感が持てない

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では、どうやって対応するのがいいのか(対応)

①親の言っている理由を話す
②子どもの行動した理由をちゃんと聞いてあげる事

③親が間違ったときは、謝る。
 そして、しっかり愛情を体で伝えてあげましょう


「ごめんね、ママ言いすぎちゃった、許してくれる?」


「うん、わかった、嫌いなのかと思ってちょっと不安だった」


子育てカレッジ¨メッセージ

≪まとめ≫

子どもに伝えたいときは、自尊心を傷つけないようにすることが大切です。
なぜなら、

自尊心を傷つける言葉とは⇒人格を否定することだからです

どのように子どもに対応すればいいのか
①親の言っている理由を話す
 ②子どもの行動した理由をちゃんと聞いてあげる事
 ③親が間違ったときは、謝る。
 そして、しっかり愛情を体で伝えてあげましょう


今回、悩みを話してくれた女の子は、ママに自分が思っていることを伝え、
お母さんは、チアをしているとき上にいる姿が嬉しかったから、つい、言ってしまったと話していました。

チアのそれぞれの大切な役目を理解して、頑張っている子どもの姿に寄り添ってもらえると嬉しいですね。