¨しなやか¨子育てカレッジの唐澤ひとみです。
子どもたちが外で遊ぶには、いい季節の梅雨から初夏。
外にいると様々な発見があります。
子どもたちは、足元の小さな発見を見つけるのがとても上手ですよね、
ありんこ、ダンゴムシ、ちょうちょ、草花、石集め、木の棒を手に取ったり
本当に、関心するくらい面白いことをすぐに見つけちゃう!
今日は、幼児期から大切にしたい子どもの非認知能力をおうちで、ご家族と一緒に身に着けられる
方法をご紹介します!
なぜ、幼児期から非認知能力を身に着けるのがおすすめなのか!
人生を前向きに生きる力になるからです!
非認知能力と言う言葉を聞くと難しく思う方も多いでしょう。
わかりやすく、お話していきます。
子どもが(悲しかったり、寂しかったり、イライラしたり、うれしかったり…といった気持ちを経験しているまさにその時)に、先生や家族、お友達が何をしてくれたのか?という経験を重ねることが大切です。
非認知能力はこんなに大切な力なんです!
非認知能力は、自分を大切にし、自分を高めようとする力、周りの人とうまくやっていく力、自分の感情をうまくコントロールする力など、「認知能力」以外の心の力のことを指します。
非認知能力は、人生を前向きに生きる力になります。
その1:好きなことに夢中になれる力
遊びや生活を通して、自分が面白がり、好奇心をもって楽しみながら、知識を増やしていくこと。
意欲や意志を持った子どもは、自分がやると決めたら、大人が思った以上に考え、できなかったことをできるようにするにはどうすればいいのか考えていろいろ試してみることもあるでしょう。
うまくできないときは、「どうしたらいいのかな?」と子どもなりに考えて解決方法を見つけていきます。
失敗しても何度も挑戦する気持ちを育んでいきます。
その2:自分のことを好きでいられる自己肯定感 (生きる力の土台)
幼児期の子どもは、いちばん身近な存在である親から愛されることがなによりも大事です。
自分のすべてを受け止めてもらえると心の安定感を得て、自分に自信を持ちます。
成功しても失敗しても、家族が自分を好きなことには変わりない
幼児期から非認知能力を育むには、子どもの気持ちや主体性を大事にし、自己肯定感が高まるようにしましょう。
その3:最後までやり通すことができる力
自分で目標を決めて取り組める
自分で、考えて乗り越えることができる
うまくいかないときでも逃げずにやり抜く人です。
その4:感情のコントロールが自分でできる力
何か、思う通りにいかない、嫌なことがあった時に自分の気持ちを前向きにコントロールできること。
投げやりになって辞めてしまう、あきらめてしまわず自分でどうすればいいのかを考えて行動することです。
その5:周りの人とコミュニケーションできる力
自分だけのことだけでなく、友達と一緒に何かを作ったり、助け合ったりする機会もたくさんあります。
相手の気持ちも思いやりながら、行動することが求められます。これは、子どもの時だけではなく、大人になってからも大切なことです。
おうちで非認知能力を高める方法
①子どもを愛して安心感を与える
日頃から愛してることを言葉にして伝えたり、スキンシップをとりましょう。
子どもたちが何らかしらの不調があったり、気持ちが安定してない時、シンプルにスキンシップを
多くとってあげる事を意識すると不調の改善が早い様子が、経験からも感じています。
②子どもの自主性を尊重する
親の方が自分の意見を押し付けすぎると、子どもは自分で考えることができなくなります。
段々、自分の意見に自信がなくなり、受け身になってしまうことにもつながるのです。
干渉しすぎには気をつけたいところです。
子どもの遊びは、大人から見てるとわからないことが多いかもしれませんが、様々なことが頭の中で刺激になっています。あたたかく見守ってほしいと思います。
特別なことをしなくても、子どもは遊びの中で自然に力を身に付けていきますよ。
例えば紙とペン、ペットボトルや空き箱、段ボールなどを用意するだけで、子どもは自発的に遊びを作り上げていくものです。私も、保育では、廃材を自由に部屋に置いて子どもが自主的に遊び始められる環境づくりをしてきました。
子ども自らの何かを生み出す力は自主性を尊重してあげる事が重要です。
③できないこともある、どうすればできるのか、一緒に考えてあげましょう
“できない”という気持ちを共感してどうしたらいいのかを一緒に考え、必要に応じて助言をします。
そして、子どもに答えを考えさせるのです。そこでできるようになると子どもは自信がつきますし、うまくいかなくても、また、チャレンジしたり、考えればいいんだということを繰り返しさせてほしいです。
しなやか子育てカレッジ メッセージ
幼児期から子どもの非認知能力を身につけてほしいのはなぜか!
人生を前向きに生きる力になるからです!
そして、たくさんの力に繋がっていきます。
①好きなことに夢中になれる力
②自分のことを好きでいられる自己肯定感 (生きる力の土台)
③最後までやり通すことができる力
④感情のコントロールが自分でできる力
⑤周りの人とコミュニケーションできる力
などが育まれていきます。
これらの非認知能力を家庭で身に着けていくには
一番は身近な親から、たくさん愛情をもらうことです。
子どもの為と色々、考え、させてあげる習い事も、子どもが自ら意欲的に取り組み、子ども自身が自信をつけていくためには、親からの愛情と言うスキンシップです。
言葉でほめるだけでなく、接触する行為(ハグや頭をなでる、手をつなぐ、添い寝する、子どものしてほしい行為)をたっぷりそしてあげることです。
自主性を尊重してあげ、子どもが失敗してあきらめようとしたら、気持ちに寄り添い、一緒に考えてあげましょう