¨しなやか¨子育てカレッジ カウンセラーの唐澤ひとみです
入社して、3か月くらいたち、少しずつ職場の人間関係にも慣れてきたころでもあり、
職場のことがわかってきた人もいることでしょう。
最近は、新人とか働き年数関係なく、その時々で陰湿な嫌がらせを受けているという話が増えてきました。
悩みの相談を頂きましたので、お話します。
挨拶しても無視する上司がいます・・・仕事に行くのが苦痛です
相談内容
朝、上司に挨拶すると、すれ違っているのに無視されます。
また、ある時は、仕事の内容を私だけ聞かされていないこともありました。
保育中に、聞き直すと、「今、聞くこと?打ち合わせで伝えたでしょ」と言われましたが、私は聞いてません。他の先生に聞いたら、直接保育室に来て言われたと教えてくれました。
正直、毎朝、出勤するのが苦痛だし、恐怖心でその場にいることが耐えられなくなってきました。
相談はしましたが・・・
その人には、だれもはむかえず、毎日、楽しく仕事にいけません。
(5年目:保育士)
これ、モラハラの可能性があります!
なぜなら、モラハラチェックにあてはまってます。
【モラハラチェック】
☑価値観が違う人を理解できない
☑他人の成功話を嫌がる
☑自分に不利だと相手のせいにする
☑無視、陰口、人間関係のシャットアウト
☑自分の思い通りにならないと急に不機嫌になる
☑上司や上の立場の人に媚びる
☑常に誰かと話している
☑その日によって発言がコロコロ変わる
☑自分に都合が悪くなると話をすりかえて、相手に責任転嫁する
☑素直に謝れない
0~3個は「問題なし」・4~5個は「深入りしないのがオススメ」・6~10個は「危険人物!モラハラをする可能性大」
①挨拶しても無視される
仕事の業務連絡事項をくれない
職場の集まりに誘わない
加害者の先生はこうした行為をすることで、自分が職場で影響力を持った人間であると主張しようとしていることが多いようです。
このように無視、誘わないといったことが続けば、被害者の先生は「必要とされていない」と感じ、精神的な苦痛になっていきます。
②その先生の日頃の行為が、職場の環境悪化に繋がっている
③加害者意識のない上司の行動で、自分の体調不良があったり、精神的に追い込まれ始める
一人ではどうすることもできない状況もあります。
他の上司に相談している方もいることでしょう。
しかし、
上司からも「気のせいじゃないのか」「自分から積極的に話しかけてみなさい」などと言われ、対処に困ってしまうこともあるのではないかと思います。
この上司からの言葉、私が実際に言われたことです。
「そんなことするはずないよ」
「父兄にも人気があるから、考えられない」
いやいや、見せてる顔が違うんですよ!・・・
悩みを話す先生たちは、口をそろえて言うので、くやしさが伝わってきます。
嫌がらせを受けている先生の気持ちや状況は、きっと私が経験したことと似ているだろうなとイメージできます。
では、どうすればいいのか!
嫌がらせの対処法とまとめ
①人間関係の正しい境界線の引き方を知る
嫌なことをされたら、距離をとる。
自分の気持ち「~されたらいやだな」「嫌なことをされている」と気づくことが大切。
②自分の気持ちを他の上司に相談する
人に話すことで、自分の気持ちを整理することもできるし、周囲に理解を求めることもできます。
③直接話さなくても、イメージ上でその上司に伝え、自分の心を守る
イメージで嫌な上司を想像し「私は~がいやです」「私は、~だと思っています」「私は~してほしかったです」など自分の気持ちをイメージ上で伝える。繰り返すだけで潜在意識に入っていきます。
④どうしても改善されない場合は、その職場にいることはおすすめしません。
自分の心、身体を大切にすること
⑤労働局や労働問題に強い弁護士に無料相談できます
好きな保育士になった方、子どもが好きで仕事を選んだ方、
本来のあなたは、笑顔が素敵なはずです。一人で抱え込まず、まずは自分の心のしこりを話してみませんか?