¨しなやか¨子育てカレッジ子育てカウンセラー 唐澤ひとみです。
本日は、10代のお子さんの悩みについて。
私は幼稚園教諭の時の教え子がたくさんいます。
幼かった子どもたちも、立派になり元気に過ごしている報告を受けると
嬉しいものです。
10代の教え子が、「なんか自分のことが嫌い」と
手紙をくれました。
そんな心配なことがあり、
10代の子の悩みについて話します。
ルッキズムって知っていますか?
ルッキズムについて
Looks(見た目、容姿)+ ism(主義)を合わせたことばで、「外見至上主義」などと訳されています。
具体的には、見た目で人を判断したり、容姿を理由に差別したりすることです。
「セクシズム(性差別)」「レイシズム(人種差別)」「エイブリズム(健常主義、障がい差別)」「エイジズム(年齢差別)」などと深く関わり絡み合っています。
思春期は特に周りの目が気になるときだから、ほかの人と比べがち。
10代の時のダイエット
「痩せたい」「白くなりたい」「しみはない方がいい」って思うのが当たり前になっています。
痩せていることが正しい
痩せていないと仲間外れになる
痩せないと彼氏彼女ができない
マスクを外すのが嫌だ
自分の体に対してコンプレックスがあって、
「食べないことで体重が減ること」が「ちゃんとしている人」というイメージが付いてしまいがち。
私自身も、高校生の時は、サラダと鶏肉ばかりたべたり、偏食で過ごし手いtのを
思い出します。
周りの子は、みんな痩せていて、話題もダイエットや美容のことばかり。
みんなからかわいい、きれいと認められる子は体重が40キロ台。
なかなか自分には厳しいダイエットになるなと思っていました。
「なんか自分のことが嫌い」
そんな風に思っていた時があったような気がします。
自分に自信が持てるようになるには
思い込みを変えてみよう!
その1:“太っている”女性に抱いていたイメージを書き換える
雑誌などのモデルさん、テレビに出る芸能人は、痩せている人ばかり。
太っている人は、人生があまりうまくいっていない「ネガティブ」なイメージ。
ぽっちゃりさんの良いところも沢山あるはずです。
ネガティブ思考からポジティブ思考へ変えて書き出すのもいいと思います。
その2:ありのままの自分を好きになる
「あなたの体型はそのままじゃダメだ」というメッセージがテレビでも広告でも、インターネットでもあって。でも、そんなメッセージに触れていると、自分の体を嫌いになって生きにくくなってしまうと思うんです。
だから、自分の体を大事にしてあげること。
「生きているだけでポジティブ」
「ボディ・ポジティブ」って、プラスサイズの女性が言っていることが多いので、
「太っていることの肯定」だと捉え、「自分の体を認めてあげること、受け入れてあげること」
その3:ダイエットしてもいいがプレッシャーにならないようにすることが大切。
ムリの名計画を立てて、早く変わらなければ…のプレッシャーをかけるのを緩めよう。
家族にも言われて傷ついた
例えば、家庭内では「美人じゃないんだから、せめて勉強くらい頑張れ」や
「姉と比べて、容姿が劣っている」といった言葉を親から受けることも聞きました。
10代では学校の先生や同級生、20代では会社の上司や同僚といった相手から、
外見への評価や差別を受けたという傾向があることから、
自分の所属している最も身近な社会や環境でルッキズムを経験するケースが多いことがわかりました。
10代中高生の悩みは、大人になっても残ることが多いです。
「自分のことを大事にしてくれる人」と仲よくする、
そういう人やその人たちとの時間を大事にする。
褒めてくれるまではいかなくても、一緒にいて安心する人とつきあってほしいなと思いますね。
まとめ
「ルッキズムにとらわれるのをやめたい」と悩んでいる人は、
外見を重視する傾向を持っていることを自ら認識することから始めてみませんか。
外見に基づく価値観の決め付けを手放すことで、
他者へ投げかける言葉や考え方が変化するかもしれません。
お子さんが何か悩んでいる
家族で相談しているが解決できない
そんな時は、専門家にご相談ください。
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